いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
今日はいつもと違って真面目なタイトルです
まあタイトル通りなのですが3月4日にアメリカの「ヘリテージ財団」が2021年の経済自由度指数(Index of Economic Freedom)を発表しました

1995年から開始されたこの調査ですが世界の186の国と地域を以下の12項目で評価しているのですが
1. 財産権の保護 2. 汚職の少なさ 3. 司法の有効性 4. 政府支出 5. 税負担 6. 財政の健全性 7. ビジネスの自由度 8. 労働の自由度 9. 通貨の自由度 10. 貿易の自由度 11. 投資の自由度 12. 金融の自由度
香港は昨年2020年まで25年連続1位
だったのですが、昨年2020年は例の「逃亡犯条例改正案」などで評価を下げてシンガポールに1位の座を奪われて2位でしたが
今年はなんと
107位
上位陥落というか、もう圏外です
中国の特別区として過去26年間本土とは区別されて評価されていたのですが、今年から中国として評価された結果がこれです
香港政府としては政治的な偏見がかかっていると文句を言っているそうですが(私も実際に香港で働いていますが、ここまでランクを下げるほどの変化は今の所見えないようには思いますが)、まあ
「どの口が言うんだ」とは思います
じゃあこの文句を言った人は「香港は中国ではないです、だから別々に評価してください」と本土に向かって言えるのでしょうか?
そういう事ですよ・・・
そして今更文句を言っても評価は覆らないでしょうし、何より今回の除外は、企業誘致においても、海外からの投資においても、かなりのイメージダウンになるのは避けられないでしょうね。
このままいくと来年もその先も同様の評価がされていくのでしょうね
どうなることやら香港

一方で日本はと云うと
23位(昨年2020年の30位から順位を大きく上げている)

香港シンガポールに対抗して国際金融都市にしたい的な話をしている割には投資(60)、金融の自由度(60)ではシンガポールの投資(85)、金融(80)の自由度に大きく水をあけられていますね。
それよりも気になったのは Government Integrity (汚職の少なさ)82ポイント
まあ主にお金の事を言っているんでしょうけど、
*汚職(おしょく)とは、議員・公務員など公職にある者や民間企業の者が、自らの地位や職権・裁量権を利用して横領や不作為、収賄や天下りをしたり、またその見返りに特定の事業者等に対し優遇措置をとることなどの不法行為をいう*
職を汚してるって意味であれば日本政府の・・・政治家の・・・

まあこんな事言ってもしょうがないのでこの辺で
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